男性と異なる薄毛の原因

男性と女性の薄毛の違い

薄毛

男性の薄毛

男性がオトナの魅力を増してくる30代後半以降に薄毛になる場合少しずつ毛が薄くなりますが、その過程は黒々とした健康そうな毛が減って生まれたての産毛のような弱々しいか細い毛が増えていきます。 その箇所の毛の密度が低くなって地肌が透けて見えるようになり、知人からも「あれ、なんか最近髪の毛が薄くなってきたんじゃない?」と訊ねられるようになるのですが、 本人にとってはあまり触れられたくないことでしょうしなんとか隠そうと尽力したい部分だと思われます。 ですがそれが発展すると産毛すらもなくなり、毛は全て抜け去りあとから生えてくる者もなく、ツルツルの頭皮が曝け出されることとなります。 こうなったらもう誤魔化しようもないので堂々と振る舞い、誰かに「スッキリしたね、頭」と言われても「うんうん」と潤んだ目を向けて答えるだけです。 これが男性の薄毛で、主な原因はホルモンのバランスだと言われていますが、女性の場合は男性とは少し違った理由で異なる薄毛に悩まされることになります。 どっちも悩み事にはなりますが、男性ほど深刻に悩んでいる女性は少ないとお思いになられている方も多く、そこは少し誤解があるようです。 薄毛は女性にとってもかなりデリケートな悩みとなりますし、それでお困りの方も決して少なくはありません。 ただ人前でその姿を見せないようにしているだけで、男性に劣らぬ大きな問題であることを知っておきましょう。

出産後に薄毛

女性によくある薄毛のタイミングに、赤ちゃんを産んだら髪の毛が薄くなったというのが多いことはわりと知られています。 その理由はなんとなくお腹の中にいた赤ちゃんに関係がありそうですが、それで概ね正解と言ってもよいでしょう。 妊娠してから出産までの1年近くの期間、妊婦さんは女性ホルモンが大活躍をしているのですがそれも出産が終わるまでのことです。 妊娠中は女性ホルモンの作用で毛髪も良い成長をするのですが、子供を産んだ直後はそれが止まってしまうので体調がおかしくなって薄毛になられる女性もいます。 これは時間が経てば復調するのであまり大袈裟に対策しようとしなくてもいいのですが、人にその姿を見られたくないと思うかもしれません。 なので外出時には帽子を被る、ショートヘアにして負担を減らすなど簡単な方法でその場を凌ぐのがいいでしょう。 また妊娠中に薄毛になられることもありますが、こちらの原因は栄養が腹部にいる胎児に向かうことにあります。 母親の髪の毛に送られる栄養が赤ちゃんの成長に使われるのであまりツヤツヤではない毛髪になる時期がありますが、そう不思議なことでもありませんし特別な治療をする必要はないので心配しなくてもいいでしょう。 少しだけ滋養のある食事を心がけ、親子共々栄養が不足しないようにすればそれで充分かと思われます。

出産のストレス

妊娠中、あるいは育児のストレスで局地的に抜け毛が起こることもあります。 いわゆる円形脱毛症で、1円玉サイズの範囲内の毛髪がごっそりと抜けてしまい箇所によっては目立つのでちょっと恥ずかしい思いをするでしょう。 さらに同時に複数発生することもあるので、そうなったら隠すのに苦労することになりもう帽子を被らなければ外を歩けないと嘆くことになります。 でも妊婦さんやママになりたての女性は可愛らしい帽子をよく愛用していますし、それで隠せるのなら全然楽勝なので嘆かなくてもいいでしょう。 むしろ頭の上に何も乗せていない妊婦さんよりも、直射日光を避けているのよといわんばかりに毎日麦わら帽子を着用している妊婦さんのほうが可愛らしく見えるので、円形脱毛症や薄毛で悩んでいなくても被るべきかもしれません。 そのほうが守ってあげたくなりますし、男性にも優しくしてもらえそうです。 症状としては前触れに毛が抜けやすくなることが挙げられますので、枕元に大量の毛が散らばっていたり、ブラシやクシに何本もの毛髪が絡みつくようになったら覚悟を決めて帽子を買いにいきましょう。 頭部を隠せれば最低限の要求を満たしてくれますが、せっかくなら妊婦らしい素敵な柄の帽子、チャーミングな形状の帽子を選びましょう。 そうすればストレスも軽減されて脱毛症も早めに改善されるかもしれません。 ただ隠すだけではなくオシャレにドレスアップすることで気分爽快になりますし、ストレスを感じやすい期間をこうして乗り切るのです。