全体的な薄毛

部分的でなく全体の薄毛

薄毛

加齢による薄毛

歳をとるとあらゆる体毛が薄くなっていくのですが、これは対策をとるべきなのか考え方にも個人差があるでしょうし、なるがままに任せておくのもありかもしれませんが、とりあえず原因として覚えておくことは重要でしょう。 50代、60代の女性が20代の女性よりも毛が少ないのは当たり前ですし、無理矢理増毛しようと努力する必要性はあまり感じられませんが、それでも少なくなりすぎたらなんとか回復させようと思うかもしれません。 でも原因が単純に加齢によるものだけなら、薄毛に抗うことなく現実を受け入れることもまあ潔く思えますしケースバイケースかもしれません。 ではなぜ歳をとると薄毛になるのか、それはホルモンに関係があります。 女性ホルモンには美しい黒髪を育てる働きがありますが、熟女に近づくにつれて女性ホルモンも少なくなってしまいます。 一気に消滅しはしませんが徐々に減っていき、それにより全体的に毛髪が薄く見えるように変貌していきます。 実際に毛の量は減りますがその速度は穏やかで、また男性の抜毛のように最終的に1本残らず消滅することはありません。 あくまで減少で、ゼロにまではそう簡単にはなりません。 ですので早急に対策を講じなくても、その流れに身を任せてしまってもいいのではないかという人も少なくないのでしょう。

ストレスと薄毛

薄毛・抜毛の原因として最有力なのがこのストレスです。 希望に満ち溢れた20代前半や10代後半の女性にはあまり縁がありませんが、婚活パーティーの常連に名を連ねる30代半ば以降の女性にもなると日々ストレスとの戦いとなり、毛がごっそりと抜け落ちる現象もおきやすくなります。 ストレスが溜まってしまうと血の巡りが悪くなるそうで、毛根に届けられる栄養分が少なくなるというのが説得力のある説明として有名です。 いくら血圧が高い人でもストレスには勝てないようで、職場の人間関係などでストレスを感じまくっているようだと毛根が弱まっていくか鼻血を出して倒れてしまうことがたまにあるらしいのです。 栄養のある食事を摂取していても、血液が毛根まで養分をデリバリーできなくてはフサフサの毛髪が育つことはありません。 そして肉体が健康で血管には傷ひとつなくても、血流に問題を起こすのがストレスなのですが、これは本人にどれほどの自覚があるのかはきっと本人に聞いてもわからないことなのです。 あまりストレスを感じていないつもりでも知らず知らずのうちに心の中では負担や悲しみ、悔しさといった感情が芽生えていたり、無自覚のまま巨大なストレスへと成長してしまうことも多々あります。 なので「そういえばあなたって毛が減ったよね?」と誰かが教えてくれたのなら、心当たりは無くとも何かを力いっぱい殴るなど一度ストレス発散をしてみましょう。

ヘアケアと薄毛

髪の毛は女性の命とも言われていた時代がありますし、ヘアケアに手間をかけたりお金をかけるのはある種の本能のようなものなのでしょう。 結婚してもその情熱は冷めず、鏡台の前でヘアーをセットする時間は何年だってもいくつになっても、決して減ることはありません。 それだけの長い時間・期間続けられるヘアケアですので、毛髪との相性が悪かったり間違った方法で行われているとダメージも蓄積されていきます。 そのときには平気だとしても、10年後や20年後に目に見える形になってそれを教えてくれることもあります。 薄毛もそのひとつで、あまり良くないヘアケアのせいで発生することもあるのです。すぐに危険な感じを察知できればいいのですが、その為には毎日の観察も大切になりますし勘や運によって早期発見されるケースもあります。 一番多いのはシャンプーを変えた直後、それが自分に合わないせいで薄毛になるというパターンなので、ドラックストアの店員に勧められたり美容院で手に入れたシャンプーを使い始める時には、 自分の髪の毛が喜んでいるか、悲鳴をあげているのか正しく判断して進退を決めましょう。 もしも合わなさそうならそれ以上の使用は控えて、まだ残っているし勿体無いからとカラになるまでそれで洗髪を続けるようなことはやめましょう。 体に合わないというのは毒みたいなものですし、捨てるのは惜しいかもしれませんが健康を害する危険があるのなら仕方のないことです。